輸出認定工場として
「いわて牛」輸出再開、アメリカへ向けて出荷開始。
いわちくでは、アメリカへの牛肉輸出が可能となる処理施設として、関係行政機関や農業団体のご指導のもと平成23年5月に厚生労働省より「対米輸出の可能な施設」として認定されましたが、 日本国内における口蹄疫の発生により輸出が停止されていました。
この期間、輸出再開に向けた情報収集等に努めて参りましたが、平成24年8月17日にアメリカ政府より我が国が口蹄疫の清浄国と認められ、また、放射性物質に係る作業も終了したことから、輸出再開に至りました。
9月2日に初出荷をし、24日には関係機関や農業団体をいわちくに招き、出荷式を執り行いました。


平成19年7月 | 弊社は、全国農業協同組合連合会岩手県本部と共に、県に対し輸出事業へ協力を要請。 |
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平成20年10月 | 対米輸出工場認定およびシンガポールに向けた施設整備に着手。「対米輸出食肉を取り扱うと畜場等の認定要綱(厚生労働省通知)」に適合させるため、平成20年度に農林水産省の国庫補助金を活用し、結露防止対策等の必要な施設及び機器等を整備。 |
平成21年10月 | 9月シンガポール政府から輸出認定を取得、10月に初出荷。 |
平成21年11月 | タイ・マカオへの輸出施設として選定を受ける。 |
平成23年5月 | 厚生労働省より対米輸出の可能な施設として認定を取得。 |
平成24年6月 | 香港政府から輸出認定を取得。 |
同年 8月6日 | 香港向けに弊社から初出荷 |
同年 9月2日 | アメリカ向けに弊社から初出荷 |
平成25年3月 | タイ向けに弊社から初出荷。 |
平成26年3月 | メキシコ向けに弊社から初出荷、ベトナムへの輸出施設として認定を受ける。 |
同年 5月 | ニュージーランド向けに弊社から初出荷。 |
同年 8月 | カナダへの輸出施設として認定を受ける。 |
平成27年3月 | カナダ向けに弊社から初出荷。 |
同年 12月 | ミャンマーへの輸出施設として認定を受ける。 |
平成29年9月 | 台湾への輸出施設として認定を受ける。 |
平成30年10月 | オーストラリアへの輸出施設として認定を受ける。 |
令和3年3月23日 | 豚処理加工施設がシンガポール輸出施設として認定を受ける |
アメリカ向け牛肉輸出の主な条件
- アメリカ政府が認定した施設で処理されること。
- 日本国で生産飼養された動物由来であり、かつ牛疫等汚染地域に存在したことがないこと。
- 対米輸出食肉を取り扱うと畜場等の認定要綱を満たした施設であること。
対アメリカ国の輸出認定施設(全国で15施設のみ)
- 岩手県 1施設(いわちく)
- 群馬県 1施設
- 岐阜県 1施設
- 鹿児島県 4施設
- 宮崎県 2施設
- 熊本県 1施設
- 大分県 1施設
- 兵庫県 1施設
- 北海道 1施設
- 京都府 1施設
- 栃木県 1施設
※厚生労働省 対米輸出食肉取扱施設 令和3年3月31日現在より